一 1 業務の性質上、業務遂行の方法を、大幅に、業務を担当する労働者の裁量に委ねる必要があるため、業務遂行の手段及び時間配分の決定などに関し、使用者が労働者に具体的な指示をすることが困難な業務があります。そのような業務の …
休職期間満了と障害者基本法等
一 1 多くの会社の就業規則には、① 業務外の傷病によって長期の療養を要する場合には、休職を命じる② 休職中に、休職の事由が消滅した者は、復職させる③ 私傷病休職の休職期間が満了した者は、自然退職とするという規定がありま …
管理監督者とみなし残業代
一 1 管理監督者については、労働基準法42条2号により、労働時間、休憩、休日に関する労働基準法の適用を受けないことが原則となります。 2 労働者が、管理監督者に当たるか否かについては、①業務内容、権限及び責任の重要性② …
労働契約と業務委託契約
一 1 労働契約として労働法関連法令の適用を受けるのか、それとも業務委託契約として民事法が適用されるのかは、実務上よく出てくる問題です。 2 労働契約法2条1項では、労働契約における「労働者」について、「使用者に使用され …